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雨は癒し。雨音を生活に取り入れてみませんか。 2023.06.03

6月に入りました。

山梨も本日はザーザー降りの雨です。

雨は通勤通学に不便だったり、洗濯物が乾かなかったり…好きじゃない!とういう人多いですよね。

ちなみに私は子どものころから雨が好きです。特に部屋にこもっている時や車に乗っている時の大ぶりの雨。自分は暖かくて穏やかな完全な空間にいて、外はザーザー激しい雨。その空間の対比が心地よいのです。お天気の良い日は外と中の違いはあまり顕著には感じませんが、雨の日は外の喧騒で自分のいる室内という空間がより穏やかに感じられるのです。

実際、雨音にはリラックス効果があると言われています。

「1/fゆらぎ」という自然音の中に含まれる音のゆらぎ。規則性はないもののある一定のリズムを持った音のゆらぎを自然音は持っていると言われています。そしてこれは心臓の鼓動など身体を動かすリズムと共通していて、私たちにとって心地よいものとして受け止められるのです。

また、雨音をはじめとする自然音には人の耳には聞こえない高周波が含まれています。この高周波には私たちの脳をα波に導いてくれる効果があると言われており、脳がリラックス状態に導かれます。

雨って嫌だなあと思っていた方はぜひこんなポジティブな効果もある事を思い出して、小雨の日には少し窓を開けて、室内に雨音を取り入れてみてはいかがでしょう。

私は計画中のマイホームの主寝室の窓に、雨音が聞ける工夫をしています。

ベッドの頭側に1つ窓を設けていますが横滑りサッシと言って上に横軸があり、庇のように開く窓を付けました。

(Lixilホームページより)

横殴りの雨では窓は閉めたほうがいいですが、シトシト小雨のくらいなら室内に雨が入らない程度に窓を細く開けて、雨音を感じられます。

新築・リフォーム計画中の方は、ぜひ雨の時に窓から雨水が入ってくるかどうかも気にしてみましょう。最近は屋根に軒の出のないシンプルな外観が流行っています。雨音を感じたいうんぬんの前に、そもそもサッシの上に屋根の役割をするものがないと、急な雨の際に窓が開いていると窓際に雨が入ってきてしまいます。

日差しの暑い初夏の日、夕立が来てくれたら少し涼しさが感じられ窓を開けて空気を入れ替えたい気持ちになりませんか?

「リビングの掃き出しサッシは雨でも少し開けられるようにしたいな」など生活をイメージして、軒の出の深い屋根にしたり、特定のサッシの上にだけ庇をつけたり、暮らしに応じてカスタマイズできるが家づくりの楽しさです。