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アーツアンドクラフツとデザイン展に行ってきました。 2024.01.22

ウィリアムモリスで1番人気で有名な「いちご泥棒」をはじめとし、その時代に作られた家具や照明、カーテンなどさまざまな展示が見られました。
100年以上も前に作られたデザインが今もなお色褪せる事なく、カーテンや壁紙として人気なのはすごい事ですよね。

その理由がまさにアーツアンドクラフツの原点なのでしょうか?
そもそもアーツアンドクラフツ運動とは…
100年以上前のイギリス。
技術向上のおかげで大量生産ができるようになり、安くて質の悪い製品で溢れてしまいました。
それに危機を感じた思想家・デザイナーのウィリアムモリスが主導となって、手仕事の美しさや職人技のすばらしさに回帰し、そしてそれを生活に取り込むという運動が起こりました。

たとえば、100円ショップは何でも揃っていて、まさに安くて便利ですよね。(私も愛用者です!)
極端な話ですが、今売られてる100円ショップの雑貨や食器などの生活アイテムで、「絶対にこれがいいんです!」と100年後も全く同じデザインで愛され続けるものはどのくらいあるでしょうか?
それが量産品とこだわりの手仕事品の違いなのかなと思います。
職人の手仕事である分、価格が高いですが「これがいいんです」と選ばれ続けるものにはこだわりやストーリーが詰まっています。
そして生活の中に「これ本当にお気に入りなの!」と思えるこだわりの逸品が加わると、毎日の暮らしが豊かになりそうですね。