建築を引き立てる、やわらかい窓辺デザイン|平屋住宅で採用したリネンレースカーテンの施工事例 2026.02.03
こんにちは。
山梨を拠点に、家づくりのトータルコーディネートを行っている
SeePdesign(シープデザイン)代表 今野理沙です。
今回は、新築住宅における
カーテンのご提案・施工事例をご紹介します。

― 新築住宅 カーテンご提案・施工事例 ―
今回のお住まいは、新築住宅の完成にあわせて
「まだ窓まわりが決まっていなくて…」
というタイミングで、ご紹介からご依頼をいただきました。
お引っ越しまであまり時間がなく、少し急ぎのスケジュールではありましたが、
クライアントさまご自身が家づくりにとてもこだわりを持っていらっしゃり、
-
この窓には、こんな雰囲気のものをつけたい
-
家全体としては、こんな空気感にしたい
といったイメージがとても具体的だったため、
お打ち合わせ自体は比較的スムーズに進みました。
ご提案までの流れ
今回は、以下のような流れで進めています。
まずはLINEで、
・どんな雰囲気にしたいか
・完成したお家のお写真
を送っていただきました。

その後、現地を確認し、
実際の光の入り方や窓の見え方をチェック。
サンプルを見ていただきながら方向性を整理し、
LINE上でプランシートのご提案や、
カットサンプルの郵送などを行い、商品を決定。
最後に職人さんによる採寸を行い、取り付け施工となりました。
「忙しくて何度も打ち合わせに行けない」という方でも進めやすいよう、
LINEでのやりとりを中心にご提案しています。
建築の美しさを邪魔しない、カーテンプラン
こちらのお住まいは、設計事務所による平屋住宅。
木の温かみや自然感を大切に、
とてもシンプルに、丁寧につくり込まれたお家でした。
中庭からはたっぷりと自然光を取り込み、
それ以外の窓も、外部とのつながりを完全に遮断するのではなく、
夜はやさしく灯りが外ににじみ、
地域にふわっとなじむ、あたたかな住宅街の景色をつくりたい。
そんな想いが込められた建築でした。
そのため今回は、
カーテンが主役になりすぎないことを大切にし、
建築を引き立てる窓まわりプランをご提案しています。
リビングは「断熱」と「抜け感」を両立
クライアントさまの意向として断熱性やデザイン性の観点からハニカムスクリーンを採用したいというご要望がありました。
リビングの出入りのない窓にはハニカムスクリーンを採用しました。

大きな掃き出しサッシは中庭への出入り(開け締め)を考慮し、上下の開閉ではなく開け締めのしやすさからカーテンをお勧めさていただきました。
このこだわりの大きな窓はリネンのレースカーテンをでご提案しています。

こちらのサッシは、
フレームレスでとてもすっきりとした、少し特殊なワイドサッシが採用されていました。
そのため
「カーテンを開けたときに、窓に生地がかからず、
建築そのものの美しさをしっかり見せたい」
というクライアントさまの意図を感じ取りました。
そこで今回は、
カーテンレールを窓幅ぴったりではなく、あえて長めに設定。

カーテンを開けた際には、
生地が窓前に残らず、脇の壁側にきれいに溜まるようにデザインしています。
閉めているときは、やわらかく光を取り込み、
開けたときには、フレームレスサッシの抜け感や
中庭とのつながりが最大限に活きる。
そんな、「開けたとき・閉めたとき」どちらの表情も美しい窓まわりを意識したご提案です。
リネンカーテンならではのやさしい表情
リネンは、素材としてはやわらかく華やかな印象がありますが、
糸の密度によって透け感は大きく変わります。
今回の生地は、
レースカーテン1枚でもスケスケになりすぎず、
程よく外との境界をつくりながら、光を室内に取り込めるものを選定しました。
冬場には、
外の木々の影がふんわりと映り込み、
とてもやさしく、印象的な窓辺になっていました。

丈はあえて「+4cm」でご提案
今回ご提案したリネンカーテンは、
一般的なリネンに比べると、
湿気による伸縮やお洗濯による縮みが比較的少ない生地です。
それでも自然素材であることを考慮し、
床から+4cm長めに設定しました。
少しふわっと床に触れるくらいの丈感にすることで、
将来的に多少丈が変化しても、
美しさを保てるようにしています。

寝室はダブルロールスクリーンを採用
寝室では当初カーテンも検討されていましたが、
最終的にはダブルロールスクリーンをご提案しました。
ご主人は
「遮光は気にしない、自然に光が入るくらいが良い」
一方で奥さまは
「しっかり遮光したい」
というご希望がありました。
そこで、
レース側には和紙のようなナチュラル感のある生地を、
厚地側には遮光性のあるロールスクリーンを組み合わせています。
同じ空間でも、
使う人・時間帯によって快適さを調整できるのが
ダブルロールスクリーンの魅力ですね。

お住まい後の様子
お住まい後に訪問させていただいた際には、
「リネンのレースカーテンが本当に心地よくて、
光も影もきれいなんです」
と、とてもうれしいお言葉をいただきました。

お家のワンちゃんも、
窓辺を気持ちよさそうに歩き回っていて、
空間に自然となじんでいる様子が印象的でした。
ちょうどクリスマスの時期で、
ツリーが飾られた室内は、
やさしく、幸せな空気に包まれていました。

カーテンは「最後」だけど、とても大切な要素
カーテンや窓まわりは、
家づくりの中ではどうしても後回しになりがちですが、
-
光の入り方
-
外とのつながり方
-
暮らし心地
を大きく左右する、とても大切な要素です。
「建築の意図をくみ取った窓まわりを整えたい」
「インテリアとして、きちんと考えたカーテンを選びたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら
新築住宅・リノベーションの
カーテン・照明・家具まで含めたトータルコーディネートを行っています。
▶ お問い合わせフォーム
https://seep-design.com/contact/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
SeePdesign
今野 理沙