そのインテリアがチグハグな理由~色の中に潜む色~ 2025.02.07
こんにちは^^ 家づくりの不安をワクワクに変えるインテリアコーディネーター、SeeP design今野理沙です!
素敵なお部屋にしたくて頑張ってるのになんだかしっくりこない。
そんなお悩みありませんか?それ、カラーコーディネートがグチャグチャだからかもしれません…

インテリアの色がチグハグな理由~色の中に潜む色~
先日、カラーセミナーに参加しました。その名も「アンダートーンの秘密」。
講師はイギリスの高級ペイントブランドであるfarrow&ball、その現地ショールームで店長を務めていたこともあるウォールスタイリストによる熱いカラーのセミナーです。(kobuchizawa colour植木さん)
今グレーを使ったコーディネートがすごく人気ですね。
グレーのアクセントクロスを使った部屋にグレーのカーテンをコーディネートしたい!
↑とてもよくありますが、一口にグレーといっても似合うグレーと似合わないグレーがあります。
例えば、黄色の色味の強いグレー(アンダートーンが黄色のグレー)、これを背景にグレーのカーテンを合わせました。

このカーテンはピンクのアンダートーンを持ったグレーなので「なんとなくこのグレーのカーテンが気に入ったから!」と選んでしまうと違和感のあるコーディネートになってしまいます。
同じように黄色のアンダートーンのグレー背景に、黄色のアンダートーンを持つグレーカーテンを合わせるととてもナチュラルで馴染みが良くなりました。

これがアンダートーンまで見てコーディネートしているかどうかの違いです。
さらに上級のテクニックで、お部屋にアートやポスターをおしゃれに飾りたい。
そんな時はアートの中にある小さな要素のカラーを拾ってみてください。小さな面積の色がポイントです。(※大面積の色を拾ってしまうとアートがまわりと馴染みすぎて目立ちません⚠)

とりあえず美術館みたいに白い壁に飾ればいいよね?と思うかもしれませんが、周りに色を入れてあげるとアートがグッと引き立ちます。

壁は塗ったり張り替えたりできないという方は、ぜひクッションやフラワーベースなど小物で色を拾ってみましょう。
その場合は小物の面積が小さいのでアートの中にある大部分を占める色を拾うと効果的です。
ぜひ試してみてくださいね。
SeePdesignではご新築のデザイン提案、個人のお客様への家具・インテリア小物などトータルでご提案が可能です。