森の中でそっと輝く個性と灯りー別荘の照明リフォーム ー
ご依頼の経緯
セカンドオーナーとして別荘をご購入されたオーナー様。
木の温もりあふれる開放的な内装はとても気に入っていらっしゃいましたが、既存で取り付けられていた統一された金属製のスポットライトには「味気なさ」と「違和感」を感じておられました。
以前から別プロジェクトでご一緒させていただいたご縁もあり、オーナー様の好みを理解していた私は、個性があり、手仕事や年代を感じられるアイテムに価値を見いだされる方だとわかっていました。
コンセプト:「森の中でそっと輝く個性と灯り」
林に囲まれた大自然と響き合い、木造の温もりを最大限に活かす照明計画をご提案しました。
繊細で軽やかな印象をもたらすために、ガラスシェードと真鍮色を軸にセレクト。
今回の照明は、インテリアショップ AXCIS さんの器具を多く採用しています。
AXCISの照明は、灯具・シェード・電球を自由に組み合わせられるのが特徴。既製品より選定の難易度は高いですが、その分空間にぴたりと寄り添う照明デザインが実現できます。
キッチンに並ぶ真鍮×ガラスのペンダントライト

機能面への配慮
デザイン性だけでなく、日々の暮らしで「欲しい」と思える機能性も考慮しました。ちょっとした工夫で後からでも施工が可能です。
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手元を照らす明かりが欲しい場所には壁付け照明や間接照明を追加
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玄関には人感センサーを採用
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外が暗くなったら自動で点灯する駐車スペースの照明
機能的な部分の改善には、信頼性の高いパナソニック製器具を多くご提案しています。
廊下は人感センサー付きの電球を採用

完成後のお声
施工後、オーナー様からは
「もともとこうだったかのように、空間にしっくり馴染んでいてとても気に入っています」
との嬉しいご感想をいただきました。
Before
白いスポットライトで統一されスタジオのような空間。

After
りんごのようなガラスボールや、ガラス部分に柄の入ったシェードをご提案。

Before
クローゼットスペースやカウンターコーナーに照明がなく、手元が暗いとお困りでした。

After
何もない壁に、コンセントから電源をとるブラケットライトを。カウンター上には近くの照明器具から分岐させて間接照明を新設しました。

Before
広い吹き抜けの寝室は、旧居で使用していた小さなペンダントライトを吊っていました。

After
吹き抜けの寝室にぴったりな大振りな照明を。レトロで品のあるデザイン。
小さなステンドガラスデザインの照明は奥様のお気に入りとのことでしたので、一部部品を交換し暗かった洗面台の手元を照らす明かりに生まれ変わりました。
