【施工事例】菓子製造業許可を見据えた、お菓子工房づくり 2026.07.09
こんにちは。
SeePdesign(シープデザイン)代表、インテリアコーディネーターの今野理沙です。
今回は、新築住宅の一室を利用して、小さなお菓子工房をつくった施工事例をご紹介します。

ご新築に際し、「趣味のお菓子作りで、いずれ販売までしてみたい。」
そんな夢をお持ちのお客様からご相談をいただきました。
せっかく新築を建てるなら、将来改修工事をしなくても済むように、最初から菓子製造業許可の取得を見据えた工房にしたいとのご希望でした。
まずは保健所へ相談
お菓子を製造・販売するには、原則として保健所の「菓子製造業許可」が必要になります。
そこでまず、お客様に建築予定地を管轄する保健所へ間取り図を持参していただき、どのような設備や内装が必要になるのか事前に確認していただきました。
その内容をもとに設備や内装をご提案し、内装材が決まった段階でも再度保健所へ確認していただきながら計画を進めています。
今回採用した設備
今回の工房では、保健所との事前協議をもとに、
・水栓を2か所設置
・シンクを2か所設置
・床・壁・天井には、水拭きができる清掃しやすい仕上げ材を採用
といった仕様で施工しました。
また、お客様のご希望でガスオーブンを設置する計画だったため、
・レンジフードの上にホコリがたまるような出っ張りをつくらない納まり
・壁を熱や油汚れから守るステンレス板
・コールドテーブル(業務用冷蔵庫)の設置を想定した床排水
も計画しています。
普段住宅ではあまり気にしない部分ですが、こういったところも保健所の基準に合わせながら計画していきます。

工房としては最小限で計画。冷蔵庫スペースは背面へ。
保健所によって基準は異なります
今回ご紹介した内容は、お客様の管轄保健所との事前相談をもとに施工した一例です。
設備や内装の基準は自治体や保健所によって異なるため、これから工房づくりを考えている方は、まず保健所へ相談してから計画を進めることをおすすめします。

「いつか」を見据えた家づくりも大切です
「今は趣味だけど、将来は仕事にしたい。」
そんなお話を伺うことも少なくありません。
家づくりは、一度完成すると簡単にはやり直せないもの。
だからこそ、数年後の暮らし方や働き方まで考えながら計画しておくと、後から「こうしておけば良かった…」が少なくなります。
お客様の夢やこれからの暮らしも含めて、一緒に考えられるのがインテリアコーディネーターの仕事だと思っています。
新築やリフォームはもちろん、工房やサロン、民泊などの空間づくりもお気軽にご相談ください。
お問い合わせはホームページのお問い合わせフォームからお待ちしております。