リビングの「黒いテレビ問題」を解決?アートテレビという新しい選択肢 2026.06.04
こんにちは。
間取りから始めるインテリアで暮らしを変える、SeePdesign代表 インテリアコーディネーターの今野理沙です。
家づくりやインテリアコーディネートのご相談をいただく中で、
「せっかくこだわった空間なのに、テレビだけ存在感が強すぎる」
というお悩みをいただくことがあります。
特に近年は、ホテルのようなシンプルモダンな空間、ラスティックな空間、民泊や別荘のインテリアなど、「生活感のある家電を隠したい」というニーズも増えています。
今回は、そんなリビング空間のテレビ問題を解決してくれるかもしれない『アートテレビ』についてご紹介します。

インテリア好きほど気になる「黒いテレビ問題」
テレビは生活に欠かせない家電ですが、
・電源を切ると黒い大きな画面になる
・壁面のかなりの面積を占める
・写真撮影時に視線を集めてしまう
という特徴があります。
特に民泊やモデルハウス、こだわりの新築住宅では、「テレビがあるだけで空間の雰囲気が変わってしまう」というケースも少なくありません。
実際に民泊インテリアのご相談では、
「壁に黒い大きな物体を置きたくない」
「写真を撮るとテレビの存在感が強すぎる」
というご要望をいただいたこともありました。
そんな悩みを解決するアイテムとして注目されているのがアートテレビです。
TCLのアートテレビ「55A300W」とは?
今回ご紹介するのは、TCL 55A300Wです。
テレビを見ていない時には、お気に入りのアート作品を表示できるという特徴があります。
「大きな額装アートを飾っているような見え方」になります。
TCLサイトより引用
インテリアの一部としてテレビを取り込めるのは、とても魅力的なポイントです。
AI生成アートを表示できる
表示される作品は、生成AIによって制作されたアートを含むライブラリから選択できるそうです。
ナチュラルテイスト、モダンテイスト、ホテルライク、北欧風など、
お部屋の雰囲気に合わせて作品を変えられるため、
季節や気分によってインテリアを着替えるような楽しみ方もできます。
インテリア好きにはかなり面白い機能だと思います。
フレームカラーを変えられるのも魅力
アートテレビの特徴は画面だけではありません。
本体自体も非常に薄型ですが、
さらにマグネット式のフレームを取り付けることで、額縁のような見た目に変更できます。
例えば、
- ブラックフレーム
- ホワイトフレーム
- 木目調フレーム
などを選ぶことで、空間との一体感を高められます。

TCLサイトより引用
まさに、「テレビを設置する」というより「アートを飾る」
という感覚に近い商品です。
フロアスタンドの完成度も高い
壁掛けだけでなく、専用フロアスタンドも用意されています。
これが意外と魅力的でした。
通常、リビング中央にテレビを配置すると、
テレビの裏側や配線が見えてしまうことがあります。
しかし専用スタンドでは、配線処理まで含めて美しく見えるよう考えられているため、
空間の中央に置いてもインテリアを邪魔しにくい設計になっています。
LDKの間仕切り代わりにテレビを配置したい場合などにも相性が良さそうです。
アートテレビはTCLだけではない
今回あくまで一例としtTCLの一商品をご紹介しましたが、
アート表示を特徴とするテレビは他メーカーからも販売されています。
代表的なメーカーとしては、
- Samsung
- Hisense
- LG Electronics
などがあります。
アートテレビには共通して、
- 低反射パネル
- 細いフレーム
- 壁掛け時の美しい見え方
- 豊富な作品ライブラリ
といった特徴があります。
アートテレビ市場は韓国・中国メーカーが先行
実はアートテレビ市場は比較的新しい分野です。
2016年にSamsungの The Frameが登場し、「テレビをアートとして飾る」
という新しい価値観を提案しました。
その後、中国メーカーも参入し、現在は韓国・中国メーカーが市場を牽引しています。
一方で、日本メーカーはこれまで
- 高画質
- 高信頼性
- 映像性能
を重視した製品開発を行ってきたため、アートテレビ市場への本格参入はまだ限定的です。
そのため、
「インテリア性を重視した家電」
という視点では、中国・韓国メーカーのほうが面白い商品を出している印象があります。
インテリアコーディネーターとして感じること
プロジェクターの進化なども目覚ましいですが、やはりテレビはとても便利な家電だと思っています。
ただ、
- シンプルモダン、アンティーク、などインテリアにこだわった空間
- 民泊や別荘
- モデルハウス
などでは、
テレビが空間の主役になってほしくないケースもあります。
そんな時にアートテレビは、「家電を隠す」のではなく、「インテリアとして魅せる」
という新しい選択肢になると感じました。
家づくり中の方で、
「テレビの存在感をなんとかしたい」
と感じている方は、一度チェックしてみる価値があるかもしれません。
まとめ
アートテレビは、
✔ テレビを見ていない時も空間を美しく見せたい
✔ テレビでインテリアの世界観を壊したくない
✔ 壁面をすっきり見せたい
✔ 民泊など宿泊施設の写真映えを重視したい
という方におすすめのアイテムです。
インテリアの世界では家具や照明ばかりに目が向きがちですが、
テレビの選び方ひとつでも空間の印象は大きく変わります。
家づくりや模様替えの参考になれば嬉しいです。
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「何から決めればいいかわからない」
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という方はお気軽にご相談ください。
SeePdesign 今野理沙
インテリアコーディネーター / 二級建築士
山梨県を拠点に活動しています。
お問い合わせ先
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